きのこと共に歩む札幌キノコの会

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お知らせ
2024公開講座『桜山キノコ研修会』閉講 新着情報
2024.10.22
■期間 5月4日から始まった公開講座『桜山キノコ研修会』ですが10月26日(土曜日)全25回(雨の為一日休講)で本年活動を終了します。

■集合時間 AM8:45 開錠AM8:30

■集合場所 南区真駒内桜山

■本年最後の『公開講座桜山キノコ研修会』です。研修会終了後、記念撮影を行います。沢山の会員、一般参加者の来場お待ちしています。

2024度第4回役員会 新着情報
2024.10.15
★ 2024度第4回役員会
 10月21日(月曜日)17時50分集合、18時開始
 場所 エルプラザ

★最近のホームページへの投稿
2024.09.09
 最近ホームページに(キノコを売ってください、キノコ採取に連れて行って、キノコの採れる場所をお教えて)等おかしな投稿が入って来ております。
 札幌キノコの会はキノコの販売、斡旋は行っていません!
当会は『桜山桜山キノコ観察会』を中心に、キノコの鑑定等を学ぶ会です。

■ダニ媒介性脳炎」知って 国内最初の患者・北斗の佐藤さん 後遺症で手足まひ、情報発信続ける
2024.09.05
【北斗】ウイルスを持ったマダニにかまれることで発症する「ダニ媒介性脳炎」。最悪の場合は死に至る病気で、国内では1993年以降、いずれも道内で7例が確認されている。国内で最初の患者となった市内在住の佐藤厚子さん(67)は、後遺症で両上肢などがまひし、動かせるのは右足の先だけ。佐藤さんは「病気を多くの人に知ってほしい」と話し、情報発信を続けている。
 佐藤さんは東京都出身。動物好きで、帯広畜産大を卒業後、夫の能久さん(71)と結婚し、北斗市で酪農業を営んでいた。罹患(りかん)したのは93年10月。ダニにかまれた自覚はなかったが、27日に頭痛と発熱があり、翌日、市内の医療機関を受診。「風邪」と診断されたが症状が改善せず、30日に函館市内の病院に入院した。
 11月1日の朝にけいれん発作を起こした時には呼吸がなく、能久さんは病院から「危篤なのですぐ来るように」と連絡を受けた。15日に人工呼吸器を外したが、体は右足の先が少し動くだけだったという。
 この間、佐藤さんの記憶はほとんどなく、覚えているのは12月に、ストレッチャーで院内のクリスマス会に出たことだけ。佐藤さんは「意思があるのに声が出ない、体も動かない。もどかしかった」と振り返る。能久さんによると、その後はしきりに「私は交通事故に遭ったのか」というようなことを尋ねていたという。
 翌94年2月に別の病院に移ったが、動けず、話せなかったこともあり、看護師に暴言を吐かれるなど心ない扱いも受けたという。体の状態はあまり変わらなかったが2カ月後には退院し、自宅で暮らすことになった。生活に介護が必要なことや、週に3回は通院しなければならなかったため、能久さんは同年9月に酪農の経営を断念した。佐藤さんは、当時小学生だった2人の子どもの育児もできなくなった。
 「私が病気にならなければ、こんなことにはならなかった。生きているのがつらくて、自殺の方法も考えた。でも、舌をかめば痛いし、どうしても人間は生きようとするものだった」と佐藤さん。リハビリを重ね、食べることと話すことは可能になったが、今も両手足はほとんど動かない。「生きていていいのか」という気持ちは消えなかったが、「こういう人間もいるんだと、分かってもらいたいと思った」。
 98年に障害者団体「With You 前向きな障害者と仲間たち」を立ち上げ、交流会や講演などで情報発信を始めた。小さな声しか出せないため、活動時はマイクを使って話し、わずかに動く右足の先で足用マウスを使い、会報を作成するなどしてきた。
 佐藤さんは「症例は少ないかもしれないけれど、実際に患者は出ていて、苦しい思いをしている。行政には、もっとダニや病気についての注意喚起に力を入れてほしいし、多くの人に、病気や障害について知ってもらいたい」と強調する。
 現在は週1回病院に通い、能久さんや訪問介護のスタッフらに支えられ、生活する。佐藤さんは「周囲の支えがなければここにいられなかった。人は人に生かされていると思う。感謝しています」と穏やかに話した。
北海道新聞より!

 ダニ媒介脳炎7例目 函館70代男性意識障害も!
2024.07.04
 市立函館保健所は。3日函館市内の70代男性がウイルスを持ったダニに咬まれ『ダニ媒介脳炎』を発症したと発表した。男性は現在も市内の医療機関に入院中。同保健所によると、同脳炎の発症は国内7例目。いずれも道内で発生している。
 詳しくは北海道新聞7月4日を見てください。

国内6例目「ダニ媒介脳炎」50代男性が発症 山菜採りでマダニにかまれる 札幌市
2024.06.26
札幌市保健所は26日、市内に住む50代の男性が、山菜採りでマダニにかまれ、「ダニ媒介脳炎」を発症したと発表しました。

男性は5月中旬、道央圏で山菜採りに出かけて、ダニに足をかまれたということです。

その後、発熱やしびれなどの症状があり、医療機関で検査をしたところ「ダニ媒介脳炎」を発症していました。

男性は意識障害やけいれんなどの症状もあり、現在は医療機関に入院し治療を受けています。

STVニュース北海道

国内で「ダニ媒介脳炎」が確認されたのは今回が6例目で、全て北海道で発生しています。

マダニの活動が盛んな春から秋にかけては特に注意が必要で、札幌市や道は、草が茂った場所に行く時は肌の露出を少なくするなど、マダニにかまれないよう呼びかけています。

2024年度公開講座桜山キノコ研修会のお知らせ!参加無料です!
2024.04.27
<キノコの正い知識を現地で学ぶ>
キノコを採集、目で見る、手に取る、解説を聞く、図鑑を読む、わからないことは質問が出来る講座です。
 2024年度年度公開講座開催日程は5月4日〜10月26日迄の毎土曜日開催です。8時30分開錠、8時50分集合、9時サンプル収集開始10時〜10時30分同定開始11時〜11時30分研修会終了です。札幌キノコの会が主催する無料のキノコ研修会です。札幌市が認めてくれている札幌市キノコの会の事業です。札幌市が後援、(申請中)北海道総務局の承認を得て会場を使用しています。例年5月第1土曜日から10月第最終土曜日の年間約26回開講しています。多少の雨天でも開講しています。事前予約等は不要です。参加者名簿に必ず署名をお願いしています。(会員、非会員)も含めて。参加の方には会員、非会員問わず障害保険をかけております。何かあった時の為に、参加者名簿には保険に必要ですから必ず署名お願い致します。
(決まり)会場内禁煙になります。愛玩動物の会場内の連れ歩きは出来ません。盲導犬、介助犬等は許可されています。
幼児、障害のある方、車いす等は介助者補助者の同席を必ずお願いいたします。
 会場は基本的に動植物の採取禁止です、キノコの標本採集が許可されています。食用を主たる目的でのキノコ採取は北海道からは許可されておりません。
 採取場所を特定できる表現、写真でのSNSでの拡散も禁止いたします。(会場の自然環境)保護の為であります
(希少きのこ等採取制限があるキノコ)指定します。
 集合場所は閲覧資料の公開講座桜山キノコ研修会を見てください。(4-B地点)です。西岡方面から石山方面に通じる道路ですが駒岡方面に行くY字道路の付近の広場です。地下鉄真駒内駅の50m石山寄りに信号、階段から徒歩でA遊歩道を横断、4-Bに渡れる山道もあります。
 上記の注意事項と主催者の支持を厳守して頂くことが参加の条件ですが、故意の違反者は参加をお断りします。

札幌近郊のきのこ紹介が再開
2024.03.06
 技術的なトラブルで、暫く不通になっていた札幌近郊のきのこ紹介が開通しました。ご迷惑をお掛けしたことお詫びします。

ダニ媒介脳炎ワクチン接種について!
2023.04.05
 第6支部の長尾です!本日 ダニ媒介脳炎ワクチン接種の4回目を受けて来ました。2020年3月に3回目のワクチン接種を受けて3年経過しており体調も回復したので、今年は雪解けも早くマダニの活動も当然ながら早くなることが予想されるので市立札幌病院に確認し、月曜日と水曜日の午後から感染症内科外来を受診し接種出来ることがわかりました。前回までは、予約制でしたが、現在は予約なしの飛び込み受診が出来る様に変更されたそうです。
ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する疾患で、日本では1993年以降北海道において発生が確認されています。ダニ媒介脳炎は発熱、頭痛、筋肉痛等の症状が出現し、髄膜脳炎に発展し死に至ることがあります。北海道の一部のマダニはこのウイルスを保有していること知られています。海外ではダニ媒介脳炎ワクチンが承認され、感染の予防に使用されていますが、日本では未承認となっています。
 ★ダニ媒介脳炎予防するワクチン以外の方法ならびにダニ媒介脳炎の治療
ダニ媒介脳炎ウイルスを保有する病原体を保有するマダニに咬まれないようにすることが最も重要です。したがって、北海道を含む病原体の存在が知られている地域において、草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かない事が大事です。忌避剤の併用も効果が期待されます。さらに野外活動は入浴しマダニに刺されていないか確認すること、マダニの刺咬が認められた場合は、皮膚科などでマダニの頭部が残らないように除去してもらうことも重要です。ワクチンの筋肉注射以外に、内服など他の方法で予防接種することはできません。
ダニ媒介脳炎ウイルスに効果のある治療薬はありません。ダニ媒介脳炎に感染した場合は解熱鎮痛薬などの症状に応じた治療(対処療法)となります。
鹿、アライグマ、羆等の増加する事によりそれらの動物を媒介しダニ媒介脳炎ウイルスに感染したマダニが増加しているそうです。ダニ媒介脳炎ウイルス以外にもエゾウイルス等のマダニによる被害に合わない様に対策をしてください。
 また、3年後ワクチンを接種する予定です。

北海道でマダニにかまれ発熱・痛み…新たな感染症、「エゾウイルス」と命名
2021.09.22
北海道でマダニにかまれたことでかかるウイルス感染症が新たに見つかった。2014〜20年に少なくとも7人が感染したとする調査結果を、北海道大などのチームがまとめた。チームは「エゾウイルス」と命名し、感染に注意を呼びかけている。
北海道大学
チームによると、2019年5月、山でマダニにかまれた札幌市に住む男性(41)が39度以上の熱が出て、一時入院した。20年7月には同市内の男性(59)がハイキング中にマダニのようなものにかまれ、発熱。2人は血液中の白血球や血小板が減少したほか、かまれた部分の周辺に強い痛みが続いたり、食欲不振になったりした。詳しく調べると、新たなウイルスに感染していることがわかった。

 北海道で14年以降にダニを介して感染症になった可能性がある248人の血液を分析したところ、5人がこのウイルスに感染していたことが判明した。論文が今月、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

 厚生労働省は本州でもマダニを介した感染症が広がっている可能性があるため、マダニにかまれないよう、注意喚起する方針だ。担当者は「山に行く時などは、肌の露出の少ない服装を心がけてほしい」としている。
 読売新聞オンラインより抜粋しました。

未知のウイルスが原因の感染症、マダニ媒介か…高熱や白血球減少 のニュース
2020.01.29
第6支部の長尾です、本日3回目のダニ媒介脳炎ワクチン接種に行ってきました。そこで市立札幌病院・感染症内科の児玉先生の診察の時、興味深い内容の話を伺いネットで調べてみました。
 下記の記事は(読売新聞オンライン)より引用しました。
国立感染症研究所(感染研)などは28日、マダニが媒介するとみられる新たなウイルスによる感染症を見つけたと発表した。
感染研によると、ウイルスは北海道の40歳代男性から発見された。男性は昨年5月、山菜採りで山に入った後、39度台の熱が出て、札幌市内の病院に入院。白血球や血小板が減少したが、対症療法で回復し、退院した。傷口などからマダニにかまれたとみられる。
感染研や北海道大などが男性の血液などを調べた結果、未知のウイルスが原因の感染症だと判明した。症状は、マダニを介して発症するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と似ていた。
感染研ウイルス第1部の西條政幸部長は「感染者が1人だけで詳しいことはまだわからず、今後の研究が必要だ。春から活動が活発化するマダニには気をつけてほしい」と話している。
 児玉先生は、今年は雪が少ないのでマダニは早くから活発に動き出すので注意が必要です。ダニ媒介脳炎ワクチン接種を受けていても他の感染症にかかる可能性があるので、まずダニに刺されないようにすることが大切との事でした。

研究者も会えない珍キノコ 北海道でひそかに絶滅の危機のニュース
2020.01.01
(研究者も会えない珍キノコ 北海道でひそかに絶滅の危機)朝日新聞DIGITALより。
北海道内で30年ほど前に発見された「幻のキノコ」がある。150万種とも言われる菌類の中でも、その珍しさから、研究者らによる人気投票でベスト5に選ばれた。しかし今、絶滅の危機がささやかれている。
 若手の研究者や学生でつくる「菌学若手の会」が2013年、菌類の魅力を広めようと「日本珍菌(ちんきん)賞」を始めた。研究者や愛好家がイチオシの「推し菌」をツイッターに投稿して、「いいね」やリツイートの数などで順位を決めている。

 この賞の初回で5位に選ばれたのが「センボンキツネノサカズキ」だ。珍菌賞創設メンバーの一人、三重大学生物資源学部の白水貴助教は「研究者でも簡単には出会えない『スター性のあるキノコ』です」。

 「スター性」とは、一体どんなキノコなのか。北海道大学農学部名誉教授で、キノコの愛好家団体「札幌キノコの会」の顧問も務める五十嵐恒夫さん(87)を訪ねると、数千枚の写真のコレクションから1枚のネガを見せてくれた。

 倒木の幹に小さな白いおわんのようなものがびっしりと生えている。直径30センチほどの固まりで、フジツボのようでもあり、正直ちょっと気持ち悪い。

 このキノコは1988年、旭川市の突哨山(とっしょうざん)で愛好家によって発見され、五十嵐さんのもとへ持ち込まれた。五十嵐さんは「こんなキノコは見たことがない。これは新種だ」と驚いた。90年に正式に新種として登録されたが、今も謎に包まれている。道内で確認されたのは3カ所のみ。ミズナラなどの倒木にしか生えず生息地は限られる。試した人がいないので、食べられるかどうかもわからない。

 北海道で発見された後、福島県川内村でも見つかった。ところが東京電力福島第一原発事故の除染で生息地のミズナラが伐採されてしまった。福島県は17年、県独自の絶滅危惧種に指定している。

 五十嵐さんによると、道内でも年々、発見数が減っている。生息地3カ所のうち、今年は胆振地方の1カ所で5株が見つかっただけだ。収集目的なのか、何者かにむしり取られてしまう例も多く、道内の研究者や愛好家らは絶滅に危機感を募らせる。五十嵐さんは「ファンにとっても、道内発の『人気者』がいなくなるのは痛手だ」と話す。

ダニ媒介脳炎ワクチン接種について!
2019.12.31
第6支部の長尾です。ダニ媒介脳炎ワクチン接種について、一緒にワクチンを受けた同じ第6支部のH氏ですが、3回目の血液検査では陰性でした。
7月に、3回目のワクチン接種を受け8月に再度血液検査を受けた結果、陽性になったそうです。
殆どの人が2回目の接種で陽性になるそうですが、数ある中には3回の接種を必要とする人もいるようです!
私も、陽性になっていますが3回目のワクチン接種を1月中に予定しています。
2回目の接種で陽性の結果が出るのに約半年、3回目の接種で陽性の結果が出るのに約1年かかります!
冬場のキノコのOFFの時期に、ダニ媒介脳炎ワクチン接種をお勧めします。

警告センボンキツネノサカズキ消滅危機
2019.09.16
センボンキツネノサカズキ消滅の緊急事態にあります。
センボンキツネノサカズキは道内で3ヶ所、道外1ヶ所は各発生地点で、センボンキツネノサカズキが減少しています。2018年10月末に観察された個体が3〜5個の状態です。道外の1ヶ所は道路建設で伐採、埋め立てされ環境が完全に破壊され。地元のキノコの会が緊急移設をして保全を実施しましたが。環境が完全に同じ状況でない、移設先でわずか3株しか確認できないと報告されています。道内の3ヶ所も減少しています。胆振方面の1ヶ所は昨年乱獲され、今年は昨年の残骸も含め1個体も発見できない状況ですが、聞き取り調査では3か所で発生と聞くが確認されていない。
きのこ愛好家の皆様には何卒センボンキツネノサカズキの保全保護の為に採取されません様にお願い致します。絶滅危惧種センボンキツネノサカッズキの保護にご理解とご協力下さい。今後の取り組みとして、センボンキツネノサカズキの培養保存を国立機関と協議したい。札幌キノコの会事務局長土生茂一。

ダニ媒介脳炎ワクチン接種について!
2019.06.11
第6支部の長尾です。本日ダニ媒介脳炎抗体検査の結果が届きました。1月23日に1回目、2月25日に2回目の接種を行い3月25日に血液検査を行いました。ダニ媒介脳炎ワクチンの効果を確認しておりますとの事で、陽性反応が出ました。これでダニ媒介脳炎のウイルス感染に対する免疫ができたことが証明されました。今後はマダニ刺咬後にダニ媒介脳炎に感染してしまうリスクは極めて低いと考えられますと記されておりました。今後は2回目の接種後5〜12か月後に3回目のワクチン接種の予定です。
追伸、一緒にワクチンを受けた同じ第6支部のH氏は、陰性の判定でした。7月に、3回目のワクチン接種の予定です。
★ダニ媒介脳炎ワクチン接種の参考にして下さい。
質問があれば桜山キノコ観察会にてお願いします、長尾。

ダニ媒介脳炎ワクチン接種について!
2019.01.23
第6支部の長尾です、本日市立札幌病院にてダニ媒介脳炎ワクチン接種を受けてきました。
★先ず、ダニ媒介脳炎ワクチンは現在(国内未承認製剤)であります。そのためダニ媒介脳炎ワクチン接種は、市立札幌病院感染症内科自主臨床研究「ダニ媒介脳炎ワクチン(国内未承認製剤)の安全性と有効性の検討」に私達が研究協力するという形で行われます。
このワクチン接種は、事前予約が必要(電話予約)です。毎(月曜日、水曜日)の午後1時〜3時まで受け付けして、先生の説明を受けて研究に協力する旨の同意書に署名して、ワクチン接種に関して接種前に問診、また血圧、脈拍、体温測定を行い健康上問題の無いことを確認後に行います。
接種は
 1回目:同意書に署名いただいてから1ヶ月以内
 2回目:1回目の接種から1〜3ヶ月後
 3回目:2回目の接種から5〜12ヶ月
となっているようです。
★また、採血を行い検査するようで
 1回目の採血:1回目のワクチン接種の直前
 2回目の採血:2回目のワクチン接種から1ヶ月後
 2回目の採血による血液検査で抗体陰性である場合、
  3回目の採血を行います。
 3回目の採血:3回目のワクチン接種から1ヶ月後です。
★研究協力者の経済的負担
 ダニ媒介脳炎ワクチン接種は自由診療として行われるため、ワクチン接種に関しては実費負担となります。採血、抗体検査には経済的負担は有りません。
★ダニ媒介脳炎を予防するワクチン以外の方法ならびにダニ媒介脳炎の治療
 ダニ媒介脳炎ウイルス病原体を保有するマダニに噛まれないようにすることが最も重要です。したがって、北海道を含む病原体の存在が知られている地域において、草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かないことが大事です。忌避剤の併用も効果が期待されます。さらに、野外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認すること、マダニの咬着が認められ場合は、皮膚科などでマダニの頭部が残らないように除去してもらうことも重要です。
ワクチンの筋肉注射以外に、内服など他の方法で予防接種することは出来ません。
ダニ媒介脳炎ウイルスに効果のある治療薬は有りません。ダニ媒介脳炎に感染した場合は解熱鎮痛薬などの症状に応じた治療(対処療法)となります。
★研究の実施に伴う研究協力対象者に係る研究結果の取り扱い
 血液検査によって得られたダニ媒介脳炎ウイルス抗体ならびに日本脳炎ウイルス抗体の結果は研究対象者に書面にて報告されます。
★なおワクチン接種後、健康調査表など記入して提出しなければならないようです。効果が表れるのは普通、2回目の接種から1〜2週後だそうです。
★費用 (2019年1月の時の費用です、現在変わっていますので注意!)
 1回目:11,155円 2回目:8,898円 3回目:8,898円です。
★研究に関するご相談やお問い合わせについては市立札幌病院感染症内科外来011-726-2211(内線3241)まで。
★昼12時30分頃受付して、予防接種後30分は副作用の様子を見るので、3時30分位までかかりました。2回目の接種も同じくらい時間がかかりました。
★ダニ媒介脳炎ワクチン接種の参考にして下さい。

マダニに注意
2018.05.12
5月12日の桜山研修会で土生事務局長のズボンにマダニが付着していました。マダニの活動始まっています、マダニ対策を自己責任で行って下さい。無防備は大変危険な行為です。
マダニに咬まれないための対策

・長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋を着用しましょう。

・首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくしましょう。

・シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れましょう。登山用スパッツを着用するとより効果的です。

・上着や作業着は、マダニを目視で確認しやすい明るい服がお薦めです。

・上着や作業着を脱ぐ場合は、家の中に持ち込まないようにしましょう。また、体にマダニが付着しないように注意して脱ぎましょう。

・屋外活動後は入浴し、マダニに刺されていないか確認してください。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部、髪の毛の中等がポイントです。

・DEET(ディート)という成分を含む虫除け剤の中には、服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があるといわれています。※あくまでも補助となりますので、使用の際は他の対策と組み合わせて御活用ください。

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