きのこと共に歩む札幌キノコの会


 2024年度札幌キノコの会総会&講演会&懇親会を開催しました。
14:00より受付を開始、15:00より総会を開始し順調に進み
ましたが、若干の時間オーバーの為、講演会の開始が5分程
遅れ15;15より開始しました。
 講師の佐藤正幸先生(前)道衛生研究所生活科学部長による (講演演目)有毒植物による食中毒について(副題:毒草の見分け方)の話も面白く、質問が結構出まして17:45終了となりました。その後、参加者全員で集合写真を撮りました。
 18:00より前会長の田上氏による、乾杯の音頭で懇親会が始まり、いよいよ本番です。各テーブルに綺麗に盛り付けたキノコが並び、美味し料理に華をそ ・・・  続きを読む
写真あり
2024.01.16
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2023.12.12
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2023.11.21
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2023.10.31
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 2024度第1回役員会のお知らせ! 新着情報
2024.03.23
★ 2024度第1回役員会
 3月23日(土曜日) 18:00 エルプラザ

札幌近郊のきのこ紹介が再開 新着情報
2024.03.06
 技術的なトラブルで、暫く不通になっていた札幌近郊のきのこ紹介が開通しました。ご迷惑をお掛けしたことお詫びします。

ダニ媒介脳炎ワクチン接種について!
2023.04.05
 第6支部の長尾です!本日 ダニ媒介脳炎ワクチン接種の4回目を受けて来ました。2020年3月に3回目のワクチン接種を受けて3年経過しており体調も回復したので、今年は雪解けも早くマダニの活動も当然ながら早くなることが予想されるので市立札幌病院に確認し、月曜日と水曜日の午後から感染症内科外来を受診し接種出来ることがわかりました。前回までは、予約制でしたが、現在は予約なしの飛び込み受診が出来る様に変更されたそうです。
ダニ媒介脳炎は、ウイルスを保有するマダニに刺咬されることによって感染する疾患で、日本では1993年以降北海道において発生が確認されています。ダニ媒介脳炎は発熱、頭痛、筋肉痛等の症状が出現し、髄膜脳炎に発展し死に至ることがあります。北海道の一部のマダニはこのウイルスを保有していること知られています。海外ではダニ媒介脳炎ワクチンが承認され、感染の予防に使用されていますが、日本では未承認となっています。
 ★ダニ媒介脳炎予防するワクチン以外の方法ならびにダニ媒介脳炎の治療
ダニ媒介脳炎ウイルスを保有する病原体を保有するマダニに咬まれないようにすることが最も重要です。したがって、北海道を含む病原体の存在が知られている地域において、草の茂ったマダニの生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かない事が大事です。忌避剤の併用も効果が期待されます。さらに野外活動は入浴しマダニに刺されていないか確認すること、マダニの刺咬が認められた場合は、皮膚科などでマダニの頭部が残らないように除去してもらうことも重要です。ワクチンの筋肉注射以外に、内服など他の方法で予防接種することはできません。
ダニ媒介脳炎ウイルスに効果のある治療薬はありません。ダニ媒介脳炎に感染した場合は解熱鎮痛薬などの症状に応じた治療(対処療法)となります。
鹿、アライグマ、羆等の増加する事によりそれらの動物を媒介しダニ媒介脳炎ウイルスに感染したマダニが増加しているそうです。ダニ媒介脳炎ウイルス以外にもエゾウイルス等のマダニによる被害に合わない様に対策をしてください。
 また、3年後ワクチンを接種する予定です。

北海道でマダニにかまれ発熱・痛み…新たな感染症、「エゾウイルス」と命名
2021.09.22
北海道でマダニにかまれたことでかかるウイルス感染症が新たに見つかった。2014〜20年に少なくとも7人が感染したとする調査結果を、北海道大などのチームがまとめた。チームは「エゾウイルス」と命名し、感染に注意を呼びかけている。
北海道大学
チームによると、2019年5月、山でマダニにかまれた札幌市に住む男性(41)が39度以上の熱が出て、一時入院した。20年7月には同市内の男性(59)がハイキング中にマダニのようなものにかまれ、発熱。2人は血液中の白血球や血小板が減少したほか、かまれた部分の周辺に強い痛みが続いたり、食欲不振になったりした。詳しく調べると、新たなウイルスに感染していることがわかった。

 北海道で14年以降にダニを介して感染症になった可能性がある248人の血液を分析したところ、5人がこのウイルスに感染していたことが判明した。論文が今月、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

 厚生労働省は本州でもマダニを介した感染症が広がっている可能性があるため、マダニにかまれないよう、注意喚起する方針だ。担当者は「山に行く時などは、肌の露出の少ない服装を心がけてほしい」としている。
 読売新聞オンラインより抜粋しました。

未知のウイルスが原因の感染症、マダニ媒介か…高熱や白血球減少 のニュース
2020.01.29
第6支部の長尾です、本日3回目のダニ媒介脳炎ワクチン接種に行ってきました。そこで市立札幌病院・感染症内科の児玉先生の診察の時、興味深い内容の話を伺いネットで調べてみました。
 下記の記事は(読売新聞オンライン)より引用しました。
国立感染症研究所(感染研)などは28日、マダニが媒介するとみられる新たなウイルスによる感染症を見つけたと発表した。
感染研によると、ウイルスは北海道の40歳代男性から発見された。男性は昨年5月、山菜採りで山に入った後、39度台の熱が出て、札幌市内の病院に入院。白血球や血小板が減少したが、対症療法で回復し、退院した。傷口などからマダニにかまれたとみられる。
感染研や北海道大などが男性の血液などを調べた結果、未知のウイルスが原因の感染症だと判明した。症状は、マダニを介して発症するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と似ていた。
感染研ウイルス第1部の西條政幸部長は「感染者が1人だけで詳しいことはまだわからず、今後の研究が必要だ。春から活動が活発化するマダニには気をつけてほしい」と話している。
 児玉先生は、今年は雪が少ないのでマダニは早くから活発に動き出すので注意が必要です。ダニ媒介脳炎ワクチン接種を受けていても他の感染症にかかる可能性があるので、まずダニに刺されないようにすることが大切との事でした。

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