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活動報告の詳細
桜山キノコ研修会再開についてのお知らせ!
2020.06.13
6月13日、桜山に会役員の方と桜山研修の鑑定等協力会員が集まり、今後の桜山キノコ研修会についての話し合いを行いました。
6月20日より、桜山キノコ研修会を再開します。
当面は、札幌キノコの会会員を対象とした勉強会とします。
参加者は当日、各家庭で体温の測定等(発熱者は参加しない)体調管理をして下さい。
同定会場では三密にならない等各自注意して、マスク、手袋等の着用をお願いします。
名簿の記載時に筆記具の使いまわしを避けるために、ボールペン等各自で用意して下さい。
又、今年はダニが異常に多いらしいです。ダニ忌避剤等各自で用意して、十分ご注意ください。

キツヅレタケ

菅さんが、キツヅレタケを採集してきました。採集したばかりの時は、もっと黄色だったそうです。
夏から秋にかけてエゾマツ、トドマツ、時にダケカンバなどの林内の腐木またはその周辺地上笹薮の中などに単生〜群生する。
 和名『黄襤褸茸』は、傘のふちや柄の表面に被膜の残片がボロ(襤褸)のように付着することから名づけられた。

 傘径 3〜8cm、丸山形から平らに開き低い中丘がある。表面は粘性があり、淡いクリーム黄色〜橙黄色、淡黄褐色。表面には薄い黄白色のカサブタ鱗片が散在することもあるが、しばしば雨などで脱落して平滑となる、時折、白い部分的なベールが残ることがある。

 縁は遅くまで下方に巻き込む傾向が残り、全縁ないし、しばしば波状に皮膜の残片が付着して、ボロクズを下げたようになっている。
 ひだは直生〜上生、白色、のち淡紫灰色〜紫黒色。肉色は白色、悪臭に近い匂いがある。
 柄は長さ5〜20cm、径最高 2.5cm、綿状の鱗片が密に張り付く
 胞子紋は暗紫茶色〜紫茶色。

〔似たキノコ〕
 → ツヅレタケ の傘は茶色または赤みがかった茶色。
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