きのこと共に歩む札幌キノコの会


10月25日 公開講座桜山研修

参加者:41名(会員33名・一般8名)
展示数:74種

今朝は例年より一段と冷え込みが厳しい中での研修会です。朝礼の冒頭、事務局より今回で鑑定・同定は最後になる旨、説明がありました。2025年度の本講座は11月15日をもって終了します。(同日は林道清掃・整備が中心となります。)

解説者:菅氏・長谷氏(会員)・阿部氏(一般参加者)
菅氏:今回も展示された、ホンシメジに付いて。前回の講座ではこの種は2種あると解説。
現物はクロホンシメジです。更には傘にイボがあります。これらの発見は北海道限定です。
写真上のキノコです。傘を見て確認して下さい ・・・  続きを読む
写真あり
2025.10.19
写真あり
2025.10.13
写真あり
2025.10.11
写真あり
2025.10.06
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スポーツフェスタ白旗山 きのこ展 新着情報
2025.10.11
★スポーツフェスタ白旗山 きのこ展
 10月13日、白旗山フェスティバルキノコ展
 競技場集合、8時集合。
★一般のお客様は10時00分〜15時00分迄
 キノコの鑑定もしますので、きのこを持っておいで下さい。
★会場 白幡山競技場

 円山動物園キノコ展 キノコ収集&同定作業!
2025.09.15
★ 円山動物園キノコ展 キノコ収集(道内各地)同定作業!
★ 10月2日午前中、キノコ採集 7時〜12時 キリン館2階
★ 10月2日午後、キノコ鑑定 13時17時  キリン館2階
★ 10月3日午前中、キノコ採集 7時〜12時 キリン館2階
★ 10月3日午後、キノコ鑑定 13時17時   キリン館2階
★ 10月3日午後、会場設営  14時〜18時  キリン館2階
★ 10月4日〜5日 キノコ採集  7時〜12時 キリン館2階
★ 10月4日〜5日 キノコ鑑定  10時〜17時 キリン館2階 
★ 10月4日    会場運営@  7時〜12時 キリン館2階
                10時〜15時 
                15時〜18時 
★ 10月5日    会場運営A  7時〜10時 
          会場運営B 10時〜15時
          終了作業  15時〜18時
                  

「致死率は10〜30%」北海道で初確認…マダニにかまれて感染する『重症熱性血小板減少症候群』(SFTS)―道と札幌市の保健所が発表「主に西日本で報告されているが最近は関東でも」
2025.08.08
北海道ニュースUHB

SFTS感染の媒介となるマダニ(資料)

 北海道と札幌市は8月7日、マダニにかまれて感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の患者が確認されたと発表しました。北海道での発生届は初めてです。

 札幌市によりますと、感染が確認されたのは、道央圏在住の60代男性。7月下旬にマダニに肩をかまれたことに気づいて除去したあと、7月30日に発熱や頭痛、筋肉痛などの症状を発症しました。

 8月2日に医療機関を受診し、その後転院して入院。4日に血液検査の結果から、医師がSFTSを疑い、札幌市保健所に連絡しました。

 6日、札幌市衛生研究所での検査の結果、SFTSウイルス陽性と判明し、医療機関が発生届を提出しました。

 男性はいまも入院中ですが、回復傾向です。

SFTSとは

マダニ(資料)

 SFTSは主にSFTSウイルスを保有するマダニにかまれることで感染します。潜伏期間は6日〜2週間程度で、発熱や嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。

 血液検査では血小板減少、白血球減少、血清酵素の上昇が認められ、致死率は10〜30パーセント程度とされています。従来は主に西日本で患者が報告されていましたが、最近では関東地域でも患者発生が認められています。北海道では今回が初の確認例です。

全国の発生状況
全国のSFTS患者数は以下の通り。

 2021年:111人
 2022年:116人
 2023年:134人
 2024年:120人
 2025年:120人(7月27日までの速報値)

UHB 北海道文化放送

★最近のホームページへの投稿
2024.09.09
 最近ホームページに(キノコを売ってください、キノコ採取に連れて行って、キノコの採れる場所をお教えて)等おかしな投稿が入って来ております。
 札幌キノコの会はキノコの販売、斡旋は行っていません!
当会は『桜山桜山キノコ観察会』を中心に、キノコの鑑定等を学ぶ会です。

■ダニ媒介性脳炎」知って 国内最初の患者・北斗の佐藤さん 後遺症で手足まひ、情報発信続ける
2024.09.05
【北斗】ウイルスを持ったマダニにかまれることで発症する「ダニ媒介性脳炎」。最悪の場合は死に至る病気で、国内では1993年以降、いずれも道内で7例が確認されている。国内で最初の患者となった市内在住の佐藤厚子さん(67)は、後遺症で両上肢などがまひし、動かせるのは右足の先だけ。佐藤さんは「病気を多くの人に知ってほしい」と話し、情報発信を続けている。
 佐藤さんは東京都出身。動物好きで、帯広畜産大を卒業後、夫の能久さん(71)と結婚し、北斗市で酪農業を営んでいた。罹患(りかん)したのは93年10月。ダニにかまれた自覚はなかったが、27日に頭痛と発熱があり、翌日、市内の医療機関を受診。「風邪」と診断されたが症状が改善せず、30日に函館市内の病院に入院した。
 11月1日の朝にけいれん発作を起こした時には呼吸がなく、能久さんは病院から「危篤なのですぐ来るように」と連絡を受けた。15日に人工呼吸器を外したが、体は右足の先が少し動くだけだったという。
 この間、佐藤さんの記憶はほとんどなく、覚えているのは12月に、ストレッチャーで院内のクリスマス会に出たことだけ。佐藤さんは「意思があるのに声が出ない、体も動かない。もどかしかった」と振り返る。能久さんによると、その後はしきりに「私は交通事故に遭ったのか」というようなことを尋ねていたという。
 翌94年2月に別の病院に移ったが、動けず、話せなかったこともあり、看護師に暴言を吐かれるなど心ない扱いも受けたという。体の状態はあまり変わらなかったが2カ月後には退院し、自宅で暮らすことになった。生活に介護が必要なことや、週に3回は通院しなければならなかったため、能久さんは同年9月に酪農の経営を断念した。佐藤さんは、当時小学生だった2人の子どもの育児もできなくなった。
 「私が病気にならなければ、こんなことにはならなかった。生きているのがつらくて、自殺の方法も考えた。でも、舌をかめば痛いし、どうしても人間は生きようとするものだった」と佐藤さん。リハビリを重ね、食べることと話すことは可能になったが、今も両手足はほとんど動かない。「生きていていいのか」という気持ちは消えなかったが、「こういう人間もいるんだと、分かってもらいたいと思った」。
 98年に障害者団体「With You 前向きな障害者と仲間たち」を立ち上げ、交流会や講演などで情報発信を始めた。小さな声しか出せないため、活動時はマイクを使って話し、わずかに動く右足の先で足用マウスを使い、会報を作成するなどしてきた。
 佐藤さんは「症例は少ないかもしれないけれど、実際に患者は出ていて、苦しい思いをしている。行政には、もっとダニや病気についての注意喚起に力を入れてほしいし、多くの人に、病気や障害について知ってもらいたい」と強調する。
 現在は週1回病院に通い、能久さんや訪問介護のスタッフらに支えられ、生活する。佐藤さんは「周囲の支えがなければここにいられなかった。人は人に生かされていると思う。感謝しています」と穏やかに話した。
北海道新聞より!

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